2025年度のインフルエンザワクチン(1.不活化ワクチン 2.経鼻弱毒生ワクチン)のお知らせです.

☑予約開始9月22日(月)0時インターネットからのご予約をお願いしております)

☑接種開始10月2日(木)

 

1.不活化ワクチン(従来の注射)

☑価格

 1回目                        4,000円(税込)

 2回目(13歳未満のお子様)  2,500円(税込)

*他院で1回目を接種されて,2回目を当院で接種される場合は4,000円を頂戴しますことをご了承ください.

コロナワクチンとの同時接種をご希望の方は,コロナワクチンの予約メニューからご予約ください.

☑効果

感染を完全に阻止する効果はありませんが,発病を一定程度予防することや,重症化を防ぐ効果はあるとされています.

6歳未満のある研究では,発病予防に対する有効率は60%とされています.

高齢者では,34-55%の発病を,82%の死亡を阻止する効果があったとされています.

☑接種時期

ワクチンの効果は接種して約2週間後から約5か月間くらいとされており,10月から12月中旬までに済ませたほうがよいと言われています.

☑予診票

予診票をご記入,ご持参いただくと受付がスムーズです.
ご協力よろしくお願いいたします。
インフルエンザ予防接種(注射)予診票ダウンロード>>

 

2.経鼻弱毒生ワクチン(鼻スプレータイプ)

2023年5月,経鼻弱毒生インフルエンザワクチンが薬事承認されました.

いわゆる注射ではない“鼻スプレーのインフルエンザワクチン”です.

今年も鼻腔内に噴霧するタイプのワクチン(フルミスト®点鼻液 第一三共)も選択できます.

☑対象年齢2歳以上19歳未満

☑価格8,000円(税込) *13歳未満も1回のみ

☑有効性:このワクチンは鼻腔粘膜で気道分泌型IgA抗体の産生を誘導するため,型が外れていても注射の不活化ワクチンよりも予防効果が高いことが期待されますが,薬事承認時の臨床試験では両ワクチンを比較した試験がないため,優劣を議論するエビデンスはありません.海外における市販後調査に基づく報告では,両者は同等とされています.ただし,効果の持続期間は約1年と,注射のワクチンよりも長いと言われています.

☑主な副反応:このワクチン特有のものとしては,生ワクチンなのでインフルエンザそのものに感染する可能性がわずかにあること,鼻炎・鼻閉症状が出ること.

最後に…結局どういった方にお薦めか?

「注射が絶対に嫌」「(13未満の場合)2回も受診する暇がない」「多少の価格は気にしない」

フルミスト®点鼻液を接種される方・保護者の方へ 第一三共webサイトより

予診票はこちらからダウンロード 第一三共webサイトより