みなさんこんにちは。

 

当院では待合に自動販売機を設置しておりますが、先日小銭が落ちていました。どなたか心当たりがおありの方はご連絡ください。

ちなみに、あるインターネットサイトによると「自動販売機の下にお金が落ちている確率は10%」だそうです。まじめに読むような記事ではないですが、結構高いですね。(笑)

 

診察において検査は、「確率が高い」もしくは「確率は高くはないが、そうだと特別な対応を要する」などという際に行います。

通常今の季節にインフルエンザはほとんどいません…日本では。

 

では海外ではどうなんでしょうか?

オーストラリアに行かれる方は多いと思いますが、熱帯地域などを除けば南半球は季節が日本と概ね逆です。

ということは…「日本の夏」にインフルエンザに感染する可能性が出てきます。

三田のラグビースクールはオーストラリアのチームと交流がありますが(https://sanda-rugby.com/world)、昨年の夏オーストラリアのチームが来日した際にちょうどインフルエンザの子が一人いたようです。そして今年は三田のお子さんたちが予防接種を打って遠征し、無事に帰ってこられました。

ちなみに、↓↓↓うらやましい…

https://www.facebook.com/sandarcj/videos/266060754006668/

 

冬に流行するというイメージが強いインフルエンザですが、「常夏」な国や地域ではどうなのでしょうか?

日本のような温帯地域では「低温乾燥」な冬に流行しますが、熱帯・亜熱帯地域では通年見られ、特に雨季に流行したりするようです。

 

熱帯インフルエンザ

 

夏休みで海外旅行をされる方も増えますし、旅行帰りの方が近くにいることもあります。外国人旅行者もいます。さまざまなルートで感染症が身近に迫っていることがあります。

実際にこの8月、当院を受診されてインフルエンザが陽性だった方が何人かいらっしゃいました。タイやマレーシアなど、いずれも東南アジアを旅行された方や、旅行帰りの方からもらったと思われる方でした。

 

真冬に診察したら真っ先にインフルエンザを疑うような患者さんでも、真夏であればあまり考えなくなります。ちゃんとした医師なら、周囲の流行や渡航歴などをしっかり問診されると思いますが、お恥ずかしいことにそこまでお聞きしないこともよくあります。

インフルエンザに限らず、患者さんのほうから「関係ないかもしれないけど…」と切り出してお話していただくことに重要なヒントが隠されていることもありますので、診察時に気になっていることがあれば遠慮なくおっしゃってください。