みなさんこんばんは。
5月に開始したコロナワクチンの個別接種ですが、
10月からインフルエンザワクチンの接種も開始することにより(詳細は後日お知らせします)、
予約枠を少し削減せざるを得ないかもしれません。
ただでさえすぐに予約枠が埋まってしまう中、さらにご迷惑をおかけいたします。
県全体の接種率が、1回目 54.89%/2回目 43.64%なところ、
三田市は、1回目 52.57%/2回目 43.88%です。
高齢者から接種開始となりましたので、高齢者の多い市町村のほうが必然的に接種率が高そうですね。
ところで、最近お問い合わせの増えているご質問が今回の表題です。
「ワクチンを接種したんですが、抗体検査はできますか?」
こちらは、厚労省のサイトのQ&Aにも掲載されています👇
私の認識が正しければ、抗体がどれくらいあれば十分なのかというはっきりしたデータがまだないはずです。
例えば、抗体が100あれば十分だと仮定します。
検査の結果、Aさんが200、Bさんが100、Cさんが50だったとします。
十分なのはAさんとBさんだけですが、ある/ないで言うとCさんも「抗体がある」となりますよね?
でも実際はCさんは不十分。
また、最近「〇か月後に抗体が△%減る」なんて報道もありましたが、
△%減ってもなお、それが100以上であれば十分なわけですよね?
そもそも、免疫は抗体のみによって成り立っているわけでもありませんし、
ワクチンによって抗体以外の免疫に関わる細胞への効果もあるとされています。
事実として、接種すれば95%近い効果があることは示されています。
抗体検査によって抗体が十分であれば、「より安心」なのかもしれませんが、
今はまだ、
「抗体が少ない→効果が不十分」
だとも言えませんし、
「抗体が多い→効果が十分」
とも言い切れません。
私は常日頃、「無用な検査は行わない」つもりですので、
接種後の抗体検査はたとえ自費でご負担されるおつもりでも、原則として行っておりません。
ところで、前回の記事や、第7回夜間オンライン相談室でもご紹介した
大阪大学の宮坂先生の著書『新型コロナワクチン本当の「真実」』ですが、
#中田敦彦のYouTube大学 でも上手に解説されていました。
長くなりましたが、最後に…
まだまだコロナワクチンに関する誤情報が溢れています。
ぜひこちらをご参考になさってください。