みなさん夜中にこんばんは。

 

今年は長い梅雨がようやく終わったかと思ったら、急に猛暑と化しましたね。

「特別な夏」の夏休みもあっという間に終わり、みなさん体調はいかがでしょうか?

 

私はちょうど1年前に右大胸筋断裂の手術を受けましたが、

それまでに1年近く放置していたため、結局筋力が30%程度までしか回復していません。

おおいに後悔です…

 

ところで、どうやら日中は異常な暑さのようですが、

私なんかはひたすら冷房の効いた室内で仕事をしていますので、

たまに往診や健診で外出すると、水風呂からのサウナのようでむしろ心地良いくらいです…笑

 

 

熱中症の話題がコロナと同様に連日報道されていますが、

「熱中症かも?」という時は一体どうすればよいでしょうか?

こちらもあわせてご覧ください)

 

「医療機関を受診して点滴を受けないと!」と思われる方がどうやら少なくないようです。

もちろん重症の場合は点滴により、強制的かつ迅速に水分や塩分を補給できるので非常に有効であることは間違いありません。

 

「経口補水療法」という概念をご存知でしょうか?

お察しの通り、まさに「経口補水液」による治療です。

その代表格は誰もが知っている、大塚製薬のオーエスワン(OS-1)ですね。

os1

https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/products/os-1/

 

経口補水液というのは、当初発展途上国において乳幼児の脱水予防や治療、

特にコレラによる脱水治療のために世界保健機関(WHO)が開発したもので、

実は「20世紀最大の医学上の進歩」とも評された治療法です。

 

ちなみに、スポーツドリンクでも良いのですが、

「塩分が少なめ」「糖分が多め」

なので経口補水液のほうがより理想的だとされています。

 

熱中症が疑われる症状において、水分が摂れるような全身状態であれば、

まずは涼しい環境で経口補水液をこまめに飲んで休みながら様子を見てみてください。

点滴にも匹敵する効果が期待できます。

 

 

ただし…みなさん我慢や無理のし過ぎは禁物です!

メンタルがフィジカルの限界を凌駕すると…

2年前の私の大胸筋が断裂したように…

 

Twitter

Instagram