みなさんこんにちは。
昨日の続編のような話題です。
兵庫県も緊急事態宣言が解除され、三田市では今週から登校日が設定されましたね。
新型コロナウイルスの流行は少しずつ終息へ向かっているようにも思われる一方で、
第2波、第3波が来る可能性も十分に予想されます。
そういう状況での、学校再開への不安が強い方も少なくないのではないでしょうか?
5月20日時点での、小児科学会が発表した「小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状」をご紹介します。
登校に関する所を要約しておきます。
全文はこちらで。
☑小児では成人と比べて軽症で、死亡例もほとんどない。
☑COVID-19患者の中で小児が占める割合は少なく、そのほとんどは家族内感染である。
☑学校や保育現場で小児が感染源となったクラスターの報告が、国内外を通じてほとんど見られていない。
☑学校閉鎖を行う事は、その他の social distancing と比べて効果は少なく、COVID-19死亡者の減少は 2~3%に留まる。
だからと言って、安心して通常の学校生活を送っていいというわけではありませんが、
ほんの少しの安心材料として覚えておいていただければと思います。
また、👇のような間接的な弊害も無視できません。
私は感染症の専門家でもなければ、疫学の専門家でもありません。
ただ、みなさんよりは少しだけ医学的な判断が可能かと思いますので、一人で悩まずに何でもご相談ください。