急に気温が下がってきましたね。私は西宮から三田に毎日通っているんですが、2-3℃低いですね。
ところで、寒くなってくると流行するのがインフルエンザ。三田でもちらほら患者さんが出てきました。
まだまだご存知ない方も多いのですが、一般的に用いられている検査キットは発熱から半日くらい経過しないと、本当にインフルエンザであっても「陰性」と出てしまうことがあります。
「保育園で熱が上がったから呼ばれて、そのまま来ました」などというケースも多いのですが、このタイミングで検査しても陰性だったら、また明日検査のやり直し?ってなります。検査する側の私が言うのもなんですが、インフルエンザの検査って嫌ですよね。鼻をつーんとする、あれです。できれば2回は避けたいものです。
そこで、写真の機械のお話です。TV CMもされていますが、メーカーによりますと
「標識に用いる金コロイド粒子を写真現像の銀増幅技術を用いることにより約100倍に増幅し、検出感度を向上させました。」 富士ドライケムIMMUNO AG1
要するに、発熱後まもなくでも検査の確率が上がりますよ、ということです。実際に使っていて実感できるところはあります。
診断や治療もそうですが、予防が大切です。今シーズンはワクチンの供給不足に悩まされましたが、ようやく少し在庫に余裕が出てきましたので、ご希望の方はインターネット予約よりお申し込みください。